🎭
KABUKI PLUS+
🎭 KABUKI PLUS+

切られ与三(与話情浮名横櫛・源氏店) — あらすじ・見どころ・登場人物

演目ガイド

💬 LINE で「けらのすけ」と話す 友達追加 →

切られ与三(与話情浮名横櫛・源氏店)

切られ与三(与話情浮名横櫛・源氏店)

📝 作品情報

作者三代目瀬川如皐
初演1853年(嘉永6年)1月 江戸・中村座
種別世話物
上演時間約70分
原作与話情浮名横櫛

📖 あらすじ

かつての恋人と、零落した姿で再会する。過去と現在が交錯する物語です。
木更津でお富に惚れた与三郎は、密会が露見して斬りつけられ、姿を消します。数年後、与三郎は傷を負ったまま、強請りをする身になっています。
相棒とともに、鎌倉の家へ金を取り立てに入り込みます。そこで出会った女は、死んだはずのお富でした。
お富は助けられて暮らしを変え、与三郎は傷と過去を抱えたまま対面します。

🌟 みどころ

源氏店での再会から正体を明かすまでの緊張が、最大の見どころです。 与三郎が自らの過去を語る「しがねえ恋の情けが仇」からはじまる台詞は、歌舞伎屈指の有名な台詞として知られています。
与三郎の傷と身なりがつくる「色悪」の造形も印象的です。顔の傷、零落した姿でありながら、どこか艶やかで美しい。悪でありながら色気のある、歌舞伎独特の美意識が表現されています。

🎭 登場人物

与三郎
与三郎
よさぶろう
元はお金持ちの若旦那だったけど、恋のトラブルで全身に無数の傷を負ってしまった色男です。今はゆすり(強請)をやっているアウトローなのです。顔や体に傷があるのに、それが逆にセクシーに見える! 「しがねぇ恋の情けが仇…」という名セリフのリズムとカッコよさは必聴です。昭和のヒット曲「お富さん」のモデルにもなった、歌舞伎屈指の有名キャラクター!
お富
お富
おとみ
元芸者で、今はある旦那の囲い女として暮らしている美しい女性 かつて与三郎と恋が引き裂かれて、ひとりで海に飛び込んだのですが、実は生きていたのです! 死んだと思っていた恋人・与三郎と再会した時の驚きと、揺れ動く女心が最大の見せ場です。粋で色っぽいお富さんに注目してください。
蝙蝠の安五郎
蝙蝠の安五郎
こうもりの やすごろう
与三郎の相棒で、頬にコウモリの刺青があるのが特徴です。ちょっとお調子者の小悪党で、シリアスな場面でも笑いを取るコミカルなキャラなのです。与三郎とのデコボココンビ感が最高であるため、二人の掛け合いを楽しんでね!
多左衛門
多左衛門
たざえもん
鎌倉の大きな質屋・和泉屋の一番番頭。身投げをしたお富を偶然助けて、妾ということにして面倒を見ている。実はお富が生き別れになっていた実の妹だったからなんだ。
藤八
藤八
とうはち
和泉屋の二番番頭。
お富に惚れていて、雨宿りを口実にお富に近づいていく。面白みのある三枚目の役で舞台をくすっと笑わせてくれるよ。
✍️ 執筆: けらのすけ
← 演目一覧に戻る
🎭
ホーム画面に追加
アプリのように使えます
🏠トップ 🧭NAVI 📡LIVE 📝RECO 🥋DOJO